こんにちは、マサヒロです。
シンガポールでの生活も3年めに突入しました。
旅行の時には現地の博物館を巡るのが好きという方はいませんか?
今回は
- シンガポールにある博物館を知りたい
- シンガポールと日本の関わりや歴史について知るにはどこへ行くのが良いか?
といった疑問にお答えしていきます。
目次
シンガポール国立博物館はシンガポール最古の博物館
今回ご紹介するのはシンガポール国立博物館です。
ビクトリア女王在位50年を記念して建てられたドームを有するシンガポール最古の博物館で、この白亜の建物そのものが重要な歴史遺産となっています。
2015年に改装が行われてギャラリーが増設されたばかり。
各階の展示内容は下記のようになっています。
- 1階: 歴史と文化を時代とテーマに沿って見せる「ヒストリーギャラリー」
- 2階: 1950〜1960年代の社会変化を紹介する「グローイングアップ」、19世紀植民時代の文化に焦点を当てた「モダンコロニー」等5つのギャラーがあります
- ショップ : 一階には「ミュージアム・レーベル」というシンガポールのお土産の揃ったショップがあります。
内部の様子
博物館の外観同様、白を基調にした壮麗なつくりとっなっています。
シンガポール国立博物館はシンガポールの歴史に焦点を当てた博物館
シンガポール国立博物館(National Museum of Singapore)は一時期その名称がSingapore History Museumだったことがあるくらい、歴史に焦点を当てた博物館です。
シンガポールがまだ「東南アジアの南の島」のイメージそのものだった時代から、現在の「東南アジアの奇跡」と呼ばれるまでに経済発展を遂げるまでの様子を、興味深い展示とともに時系列で辿ることができます。
BGMや光の使い方が工夫されており、展示品の見せ方が巧い
シンガポール国立博物館を訪れてみて関心したのは、展示品が興味深いだけでなく、一つ一つの展示品や展示室に合わせて見せ方が非常に工夫されていたことでした。
BGMにしろ、光の使い方にしろ、鑑賞の邪魔にならないよう控えめな大きさにとどめられているのに、戦争関連の展示ではやや緊迫感を感じるような、シンガポールの生活の変化を紹介する展示では、ささやかな活気や生活感を感じられるような、そうした意図でデザイされているのが感じられて、とても快適に回ることができました。
シンガポールと日本との歴史
シンガポールが第二次世界大戦の一時期、日本軍によって占領されていたことをご存知でしょうか?
↑のリー・クアンユー(シンガポール建国の父)の自伝漫画を読むとよく分かりますが、日本軍による占領時代はシンガポールの歴史の中でも暗黒時代とれていて、高齢のシンガポール人の中には、今でも日本に対して良い感情を持っていない方もいるそうです。
実際には、暮らしていてそうした方に出会うことは稀ですし、旅行でいらした方はわざわざそうした負の歴史に目を向けたくないという方もいらっしゃるでしょう。
でも、もしシンガポールについて少しでも詳しく知りたいと感じている方には、こうした歴史にもぜひ目を向けてみていただきたいなと思います。
シンガポールの歴史を通して学びたい方には下記書籍がオススメです。
基本情報
- 住所 : 93 Stamford Rd.
- URL : 6332-3659, 6332-5642
- 開場時間 : 10:00〜19:00(最終入場18:30)
- 定休日 : 無休
- 入場料 : 大人10 SGD(約800円) / 18歳未満、学生、60歳以上 5SGD(約400円)、6歳以下無料
行き方
画像出典 : D20 地球の歩き方 シンガポール 2018~2019
MRTのブラス・バザー駅(Bras Basah)から徒歩約4分です。
無料の日本語館内ガイドツアーもある
下記時間帯に限定されますが、日本語での無料館内ガイドもあるので、日本語で説明を聞きながら館内を見学されたい方は是非お試してください。
- 月曜〜金曜 : 10:30
- 第一土曜の13:30 (※祝日の場合はなし)
まとめ
- シンガポールの歴史を知るにはシンガポール国立博物館がオススメ
- 日本による占領時代を含め、「南の島」の時代から現代の経済発展した姿までを通して学べる
- BGMや光の使い方が工夫されていて飽きさせない、また時間帯によっては日本語の無料ガイドも利用できる
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本記事があなたのシンガポール滞在/生活の一助になれば幸いです。
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