こんにちは、マサヒロです。
今回は海外旅行の準備を短時間(5分程度)で終わらせる方法をご紹介します。
僕は現在はシンガポール在住(もうすぐ2年になります)で、その前はタイのバンコクに住んでいました。その前はフィリピンのセブ島で語学留学をしていました。
ここ5年間ほど、ほとんど日本にいない生活をしており、また旅行好きなこともあって、マレーシアやベトナム、カンボジア等あちこち旅行を楽しんでいます。
ですが、いつも旅行当日の朝まで荷造りはしていません。外国に行くのに、です。
最初の内こそ、暇な時間用に本を用意し、もしもの時のための薬を買っておき、服も多めに詰め込んで、ガジェットの充電器に外部バッテリーに、折りたたみ傘と間食と..と大荷物になっていました。
もちろん、仕事で長期滞在するのなら、これらの準備は必要になるかも知れません。ですが、何度か旅行しているうちに経験的にわかったことは、
- もしかしたら役立つかもしれない物をたくさん持つより身軽さの方がずっと大事
- 本当に忘れて困る致命的な物はほんのわずかしかない
- 大抵のものは現地調達できる
ということに気づきます。
そうして行き着いた2018年9月現在の荷造り方法が以下の通り。
<旅行準備(荷造り)を5分で終わらせる方法>
- パスポート、スマートフォン、財布の3つだけは絶対に忘れないようにする
- その他、オプションとしての持ち物をリスト化しておき、必要に応じて入れる
- いつも使っているバッグに詰め込む(入らないものは諦める)
以上
1.上述した「本当に忘れて困る致命的な物」はこの3つだけです。
パスポートは海外に滞在している間、命の次に大事ですし、そもそもなければ出国できません。
今、航空券の控えもメールも、地図もメモ帳も連絡手段(LINE等)が入っているのは、スマートフォンです。もし、スマートフォンに収まってなければ、やり方を覚えるべきです。余計な物を持ち歩く手間から一気に開放されます。
財布、と書きましたが、更につきつめるとクレジットカード一枚です。両替する現金が必要?海外キャッシングの手数料のほうが両替手数料より安いです。特に、日本の空港の両替手数料は悪質なので、無闇に両替しない方が良いくらいです。ただ、空港まで行ったり、ちょっとした軽食を買ったりするのに、少額の現金が最初からあった方が便利なのも事実。なので、ここでは財布、としています。何らかの理由でそのクレジットカードが使用できないトラブルに見舞われる場合もありますし。
2.その他必要なもの、というのは、充電器、数日分の服、暇つぶし用のタブレット端末等です。予め優先準備をつけてiPhoneのメモ帳に入れています(なので最初の一回だけは5分以上かかります)。スペースといつもつかっているリュックの空きスペース、旅の目的に合わせて2−3分で詰め込みます。
大切なのは割り切りです。パスポート、スマートフォン、財布以外はなくても(なくしても)どうにかなります。服は現地でも買えるし、ホテルの洗濯サービスを利用したり自分であらったりもできます。充電器も傘も、いくらも売ってます。保険はわざわざ新規加入なんかせずに海外旅行保険付帯のクレジットカードを一枚持ってください。
断捨離を試したことがある方ならご存知の通り、「もしかしたら、いつか役に立つかも知れない物」は、9割以上の場合、むしろ有害です。貴重な部屋のスペースを専有し、本当に必要なもの物を探す手間が増え、結果としてその部屋での作業効率は落ち、気分も良くありません。いざ「必要な時」が来ても、その肝心な時に見つからず、結局新しく買う羽目になったりします。
短期間の限られた旅行の時間の中で、こんな風に時間を浪費してしまうのは本当に残念。持ち物はとにかく、増やすより減らすことに注力してみてください。最初から時間を制限して準備を始めるのも効果的です。
但し、当然ですが、この方法は以下のようなことを前提としているので、「致命的に重要な物」「オプションとしての持ち物」は人によって異なってきます。
<前提>
- 自分一人分の準備である:子供がいれば当然もっとかかる
- 持病のある方の常備薬等、個別の「致命的に必要な物」は考慮していない
- その他、現地の特殊事情で必要となる物は考慮していない
あくまで一般的な基本テンプレとして捉えてください。
さあ、煩雑な準備からこれで開放されますね。
日本人のパスポートはほとんどの国にビザなしで旅行できる程に強力なのに、実際にパスポートを取得しているのは日本人全体の4分の1に満たないそうです。
もちろん海外旅行に興味がない人に無理強いすることはありませんが、これはとてももったいないですよね。旅行の準備についての余計な不安も払拭できたことだし、これからももっと旅行を楽しんでいきましょう!
Let's Enjoy Better Life !