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人生で困った時のセーフティーネット - 職業訓練体験談

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こんにちは、マサヒロです。

今回は、僕が過去に東京都の職業訓練を受けた時の体験を紹介したいと思います。

僕は今はシンガポールの外資系企業に勤務していますが、実はここは人生で4社目の会社です。新卒で入社した某日系金融機関で、(詳細は省きますが)絶望しまして、2年弱で退職、キャリアチェンジすることにしたのです。

ですが、その時点では英語も今のようにはできなかったし、他に手に職があるわけでも、特別なコネや経験があるわけでもありませんでした。更に言えば、貯金もろくにありませんでした。

唯一、非常に幸運だったのは、実家が東京だったことです。

僕が選んだのは、東京都の職業訓練(システム開発科1年コース)の受講。職業訓練の制度自体は日本全国にありますが、やはりその充実度において東京は群を抜いています。実家に厄介になり生活費を抑え、失業保険を受給しつつ、実用的な新しい技術を身に着け、就職先も斡旋してもらえるという、至れり尽くせりの制度を利用できたわけです。

ここでは細かい手続き等のHow toを紹介することはしませんが、一つの実例として職業訓練に興味のある方の参考になれば幸いです。但し、この体験談は7〜8年前の情報ですので、実際に自分でもやってみようという方は、最新情報をインターネットやハローワークで確認してください。

下記のような順番で書いていきます。

入り方は?

ハローワークで申込みます。建物内に各種訓練のパンフレットが沢山おいてありますし、ハローワークのワームページからも検索できます。もちろん、窓口で相談することもできます。

コースの種類は、パソコンの基本操作、システム/アプリ開発、介護、デザイン、各種事務等多岐にわたり、期間も数週間のものから一年以上のものまであります。

入学にあたっては、例えば「35歳程度まで」といった年齢の目安が示されていることがありますが、後述するようにこれはあくまで目安で、そのラインを超えていても入学の可能性は十分にあります。また、雇用保険を受給中であることも必須ではありません。

全てのコースかどうかはわかりませんが、入学に当たってはペーパー試験と面接がありました。但し、これは入学者を選別するためではなく(セーフティーネットなので)、新しいことを学ぶ上での最低限の学力があることを確認するためのものです。国語と数学でしたが、どちらも中学1年〜2年くらいのレベルです。

都内には(もちろん他県でも)幾つも職業訓練センターがあり、見学会や説明会を実施しています。これらへの参加も必須ではありませんが、参加することを強くオススメします。

入学後に「イメージと違った」と言ってやめてしまう人が必ず一定数発生するので、事前に施設内を見学したり、先生方と話してみたりすることで、こうした失敗を事前に防げるでしょう。また、説明会等に参加した方が、入学できる可能性が高まります。

訓練中の生活費は?

職業訓練を受けられるとしても生活費は必要ですよね。

もし忙しいアルバイトと掛け持ちの生活だったりしたら、せっかく入学できても勉強に集中することが難しいかもしれません。

このためには、雇用保険(失業保険)の受給が最も現実的です。しかも、通常雇用保険の受給は3ヶ月間ですが、この期間は何と訓練終了まで延長されます。また本来の受給開始日よりも早く入学する場合は、受給開始日も早まります。

たとえば1月に仕事をやめた場合、(自己都合なら)雇用保険の受給開始は3ヶ月後の4月から7月までの三ヶ月間ですが、もし2月に職業訓練を開始すると2月から訓練終了まで継続して受給することができるのです。

実際、僕は訓練中の一年間、雇用保険を毎月受給していました。非常にありがたかったです。

もし雇用保険の受給資格がなかったとしても、他にもセーフティネットは存在するようなので、諦めずに探してみてください。働きながら全く新しい分野を勉強するは想像以上にきついです。

どんな人がいるの?

募集要項には、年齢の目安が記載されていますが、それはあくまで目安で、幅広い年代、バックグラウンドの人たちがいました。

年齢については高校卒業後すぐの18歳から、40歳近い女性もいました。平均すると30歳くらいで、システム開発科(プログラミング)のコースであったため9割が男性でした。

バックグラウンドも多彩で、バスの運転手だった方、HTMLのコーダーだった方、パソコン教室でWordやExcelを教えていた方。ずっと事務の仕事をしていた方、営業職だった方、ボクサーを目指していて挫折した方etc..

「雇用保険を受給していること」という要件があるわけではないで、無収入で親元から通っている18歳から、職業訓練以外の制度で毎月10万程度を受け取りつつ(この辺りは詳しくありません)、あとは貯金を崩しながら通っているという方もいました。

内容は?

もちろんコースによりますが、ここでは僕が通っていたシステム開発科の話です。

学んだのはC言語とJava。フローチャートを書いて、実際にプログラムを書いてというところから始まり、最後には要件定義から簡単な販売用のWebサイトの作成まで行いました。

趣味や学問のためではなく、あくまで就職のための技能を身につける学校なので、実践主義でした。先生方も、実際に長期間エンジニア、プログラマとして活躍されていた方ばかりでした。

頻繁に課題が出て、最後には終了考査という試験もあります。

また、プログラミング以外の科目もありました。数学、ネットワークについての座学、あとは就職活動に向けたマナー講座や面接対策なんかもあります。また、先生がとても良い方で、始業前に希望者向けに基本情報技術者試験のテスト対策の授業を(希望者向けに)してくださっていました。

↑このテキストの漫画の解説が本当に分かりやすくて助かりました。

余談ですが、夏休みや遠足もあり、授業後の掃除も自分たちでやるので、本当に中学高校の生活に戻ったように錯覚するような生活になります。

難しいの?

3分の1くらいの人は途中で辞めていきました。

ただ、それはコースの難易度の問題と言うよりも、上述した「イメージと違った」といって去っていった人たちや、毎朝提示に通学できなかった人、課題を全く提出しなかった人でした。

実際、いつも課題で酷い評価を受けていた人でも、きちんと毎日通学して前向きに取り組んで入れば、退学になる可能性はほとんどないです。

職業訓練の目的は、受講者を選別することではなく、訓練後に就職させることですから、その意志を持って取り組んでいる限りは基本的に大丈夫です。

実際、先生方はとても熱心で、質問にも試験対策にも、就職活動にも、真摯に付き合っていただけました。

【最重要】本当に就職できるの?

コースと人による、としか言えません。

例えば介護コースの場合、就職率は100%という話でした。当時から本当に人手不足だったようです。

一方で僕の通っていたシステム開発科の場合は、年齢が若いほど内定を取りやすい傾向がありました。僕は当時26歳でしたが、さんざん頑張って内定は2社(その内一社に入社しました)、30台半ば以降の方達は更に苦戦されていました。

コースを選ぶ際は、自分の興味や訂正の他、卒業後の就職率も必ずチェックしましょう。

まとめ

  • 職業訓練は至れり尽くせりのセーフティーネット
  • 受講しても必ず就職できるわけではないので、事前の下調べはしっかりしましょう

関連書籍も沢山でているので興味のある方は一冊買っておいて損はありません。

この情報がどなたかの参考になれば幸いです。

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