こんにちは、マサヒロです。
シンガポール生活3年目です。2016年までは約2年、タイのバンコクで暮らしていました。2014年後半からほとんどを日本国外で過ごしています。
さて、今回はそんな海外生活に必須のパスポート(旅券)のお話です。
- 日本のパスポートが世界一だって聞いたけど本当?
- パスポートが強くて何か個人に良いことあるの?
といった疑問に答えていきます。
目次
日本のパスポートが単独世界一に返り咲き
【CNN】日本のパスポートが世界最強、シンガポール抜きトップに https://t.co/5rS0snhJBA ヘンリー&パートナーズがまとめている。日本のパスポート保有者がビザなしで渡航できる国や地域は、10月からミャンマーが加わって合計190カ国になった。シンガポールは189カ国で2位に後退した。
— うにうに (@uniunichan) 2018年10月10日
ビザ無しで渡航可能な国および地域の数を比較した世界のパスポートランキングが10月上旬に更新され、日本がそれまで同順だったシンガポールを抜き一位になりました!
日本のパスポート保有者がビザ無しで渡航できる国と地域は、10月にミャンマーが加わったことで190カ国になりました。
なんと世界中の200カ国近い国々に、ビザの用意すら必要なく渡航することができてしまうのです。
パスポートの強さランキング
- 1位(190カ国): 日本
- 2位(189カ国): シンガポール
- 3位(188カ国): ドイツ、フランス、韓国
- 4位(187カ国): デンマーク、フィンランド、イタリア、スウェーデン、スペイン
- 5位(186カ国): ノルウェー、イギリス、オーストリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、アメリカ
せっかくなので、2018年時点でのパスポートの強さ上位国を見てみましょう。
単独1位が日本の190カ国。続いて前回調査で同順だったシンガポールが2位で189カ国です。
2018年はじめまでトップだったドイツは188カ国で3位に後退し、フランス、韓国と並んでいます。
並み居る欧米・北欧諸国を上回るこのランキング結果を見ると、どれだけ日本のパスポートが強力かよく分かりますね。
日本のパスポート保有率
このように世界一強力なパスポートを持っている日本人ですが、ではパスポートを実際に持っている人の割合がどれくらいかご存知でしょうか?
実は日本人のパスポート保有率はたったの約24%です。
この地球上には、どんなに海外を旅行したくても、出稼ぎに行きたくても、パスポートの弱さ故に渡航が認められなかったり、ビザの取得をしなければならない人がたくさんいます。
日本人は、普通の人でパスポートの申請が通らないなんてことはまずありませんし、1万円程度の費用で世界一強力なパスポートを作れてしまい、世界中の200カ国近い国々に自由に渡航することができます。
これほど恵まれた条件でありながら、全く活用しない人が4分の3もいるだなんて、何だか凄く残念な気がしますね。
せっかくの強力なパスポートを活用しよう!
もちろん海外に興味がない、就労したいとも全く思わない、というのは完全に本人の自由です。
また興味を持っていて、タイやシンガポールで就職したり、フィリピンに語学留学した人でも、どうしても環境に馴染めず短期で帰国してしまう人も少なくありません。
それでも、日本人はこの先、これまでよりも海外と積極的に関わっていくことを避けることは難しいです。
少子高齢化で国内の市場は縮小し、人手不足も深刻で、既に海外からの労働力に頼らざるを得ない状況です。東京のコンビニも外国人の店員さん抜きではもう回らないではないですか。
日本経済がこの先大きく進展する見込みは少なく、若年層は確実に大損する厚生年金や、毎年上昇を続ける社会保険料負担に耐えていかなければいけません(これと比べれば消費税増税なんて誤差です)。
また、若干改善の兆しはあるとはいえ、日本の長時間通勤・長時間労働文化に苦しみながら年をとっていくことに疑問や不安を抱いている人も少なくないでしょう。
海外に出れば全てバラ色なんてことは決してありませんが、例えばタイのバンコクで就職できれば、日本でのような長時間労働からは開放され、月4万円でプール付きのコンドミニアム(※1bed roomの場合)に住むことだってできます。
シンガポールのように、決して個人が損をしないCPFのような魅力的な年金制度を持っている国だってあります(※永住権をとらなければ加入できませんが)。
航空券を買って週末にこれらの国を訪れるだけでも、これまで見えていなかったたくさんの可能性や選択肢をきっと見つけられるはずです。
まとめ
- 日本のパスポートは2018年時点で世界最強
- にもかかわらず日本人のパスポート保有率はたったの24%
- 日本はこの先、海外との関わりを深めざるを得ないので、強力なパスポートを活かして積極的に可能性を探っていこう
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